CST cycle station Toride
取手市は全国に30ある自転車施策先進都市の一都市であり、積極的に自転車活用を進めています。高密度の駐輪を可能とするサイクルステーションを駅と直結させ、自転車をパークアンドライドの末端交通手段として積極的に整備する事で、環境負荷の少ない街づくりが可能となります。
サイクルステーションは自転車による都市活性化の一面を持っており、駐輪場のみならず、屋上広場、休憩施設、インフォメーションなどを複合した新たな公共施設として期待されています。
単純に台数と効率のみで語られる駐輪場において、自転車を収納するという行為をドラマチックに見せることで、街のシンボルとなることを意図しています。
ガラスシャフトを垂直に移動する自転車とその格納庫によってダイナミックな風景がたち現れます。
オリエンタルコンサルタンツと共同設計
Location : Toride city, Ibaraki
Structure : SRC+Steel
Site area : 905.67㎡
Building area : 363.03㎡
Total floor area :1489.76㎡
Date of completion : Mar. 2014
photo : Satoshi Asakawa
